悲恋がお好き?

2006年4月24日
虫が主役の映画、「ロミオとジュリエット」が上映されたそうで大丈夫か?という感じですが、今日は悲恋について。

記憶に残る歌、映画、そして昨今の韓流ドラマにいたるまで悲恋の類は驚くほど多い。
負の記憶というものが一過性ではなく、また強く心に刻まれ何度も思い返される類のものであるからなのであろう。

私の恋愛を振り返ってみると、自ら悲恋に仕立て上げたとしか言いようがない事例が驚くほど多い。

いつもという話ではないが、相手の気持ちが自分に向いた瞬間に冷めてしまうだとか、どこか寂しい気持ちになり距離を置いてしまったりする。そして、相手が自分を恋愛対象といて見れなくなったころに私の心は燃え上がってしまうのだ。
「感情の波のずれ」というよりは故意的な気がする。もちろんそこまで意識的にしているわけではないのだが。
恋愛の過程を駆け引きとして楽しむタイプなのかもしれない。
もしかしたら落とした瞬間に「キープ」と勘違いし、失ってから必死に取り戻そうとしているのかもしれない。

しかし、後者は違う気がする。どちらかというと前者のタイプなのであろう。自分を見てもらうために出来ることはなんでもする。しかしほぼ100%そこから成功に持っていけることはなかった。ものすごくやきもきして、でも好きで好きで好きで。
そして何よりも「そんなに苦しい状態」が結構好きなのだ。

我ながら困った性格だと思う。
人を振り回してしまうのだから。

そしてもうひとつ、重大な問題がある。
そのような人は実は、本当に好きな人ではないということだ。

付き合えないから、大切な人と思えない。という可能性もあるが、たいていそのような思い出の人は、好きでも付き合えなかった人を思い出すときのように胸が締めつけられるような感覚もないし、また会いたいともあまり思わない。

悲恋は美しい。
しかし
本当に好きな人と悲恋をする気はさらさら無いようだ。
もちろんそれは当然なことなのだろうけど。

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