深夜に眠れぬ彼女にどうしても会いたくなって行った。
会える喜びに笑みがこぼれてしまう私に対して、空虚感、無気力な表情の彼女に戸惑った。
自分といれば彼女にも笑顔が戻る。
そんなうぬぼれがまだどこかにあったようだ。
どんなに好きでも、分かり合っていると思ってもやはり違う人間。お互いにはお互いの考えがあることも頭では分かっている。
彼女を救えるに違いないと言わば勘違いをして会いに行った私は、彼女から、今まで思っていた不満を聞いた。
正直言ってショックと言うか、しまったと言う気持ちになった。
何気ないと思っていたしぐさが彼女を傷つけていた。
正直ぐぅの音も出なかった。
ひとつになりたい。
でもなかなかうまくはいかないみたいだ。
綱渡りの綱をわたるかのように不安定な道を、二人の未来について探っている気分。
でもきっと彼女のほうが辛いんだと思う。
だから私は彼女の北極星になってあげたい。
不安な世界で目印になる、自分の居場所を確認できるような存在に。
人はひとつになれないよ だからキスが出来るって
帰り道、19の曲が心に流れていた

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